2011年11月23日

成績UPプロジェクト!(6日目)

  今日は昨日同様、生徒さんAのみで授業を開始しました。
  生徒さんBは後半からやってきました。

  生徒さんA1人の間、これまでの復習をやってもらいました。
  その内容は最初の頃からずっとやってきた角の問題なので、
  「とりあえず、1人で解いてみて、わからなかったら飛ばして。
   終わったら教えてくれたら答え合わせをするからね」
  そう言って、私は隣で彼女が次にするプリントの準備をしています。
  今回は彼女の計算や解き方をじっと見ることはしません。

  理由は、1人でも解けるようになってもらうためです。
  いつまでもじっと隣にいると、どうしても生徒さんの心理として
  「これって合ってる?」と自信がないと聞きたくなるようです。
  だけど残念ながら、実際のテストや入試の時には
  誰も「そのままでOK!」なんて答えてくれませんよね。

  少々自信がなくても、自分の思う(覚えている)解き方で答えを出す!
  そういう練習によって、正解だった場合は自信もつきますね。
  問題が終わると「できた。合っとるかわからんけど・・・」と自信なさげに
  彼女は答案用紙を渡してくれました。
  なんと、ほとんど合っているんですexclamation
  その後も黙々と問題をこなしていく彼女。
  いつもは「先生、わからん目なんやったっけ?」が口癖なんですが・・・

  
  1.『まったく分からない問題をじっくり教えてあげる』→
  2.『解き方を覚えるまで、たくさんの問題を解いてもらい、傍で見守る』
  (すぐに間違いを指摘したり、生徒さんの質問に答えます)→
  3.『覚えてきたら、1人で解いてもらう』(途中で口を出さない)

  こんな風に進めています。
  1から2へ、2から3へ、どのタイミングで変えるかは私の判断なのですが、
  うまく行くと最終的には自分で自信を持って解けるようになります。

  勉強に苦手意識のある子は(テストの点の低い子に多いですが)、
  たとえ解けるようになっていても、自分で気づかずに、いつまでも
  自信なさげに「これでいいん?」と聞き続る傾向が多いように思います。
  『1人で解けるぴかぴか(新しい)』=『1人で解いても意味がある』と思えないと、
  宿題をやっていても途中で投げ出したり、家で1人で勉強なんてもってのほか!
  って気分になってしまいますよね。それは避けたいものです。

  
  後半から生徒さんBが加わって、1人が2人になっただけで、
  ずいぶん雰囲気が変わりました。
  私       「円の円周は?」
  生徒さんB  「π=3.14!」
  私       「それはただのπの説明やね・・・(笑)」
  生徒さんA  「半径かける・・・」
  私       「えふらふら
  生徒さんB  「お前、それ違う。直径×π!」
  私       「正解!」
  こんなやり取りがテンポ良く展開されます。

  1人が2人になっただけで明るくなって、
  問題を出してもまるでクイズ番組のように
  (遊んでいるわけでもないのに)笑顔が増えますかわいい
  ここに復習授業(塾)の良さがありますね。

  しかし、その分その雰囲気に流されて
  前回『成績UPプロジェクト!(5日目)』に書いた”諦め解き”が
  多くなってしまうのも事実です。
  生徒さんAの前半の落ち着きはどこへやら・・・
  まだ覚えきっていないおうぎ形の問題でもあるからか、
  何度聞いても半径と直径を適当に口走っているような?(笑)
  こういう時は1人授業(家庭教師)の良さを感じます。

  1人と複数・・・どちらにも良い部分がありますね。
  しかし、どちらがその生徒さんに合っているかは
  実際にやってみないとわからないものです。
  先生と生徒さんの相性によっても変わってくるでしょうし・・・

  生徒さんAの場合は1人授業の方が合っているようですが、
  だからと言って、塾がダメってわけでは全然ありませんので手(パー)
  あとテストまで2日の授業があります!
  頑張りましょう!  
    

 
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2011年11月20日

成績UPプロジェクト!(5日目)

  今日は生徒さんBが部活でお休みとのメールがあり、
  生徒さんAに「1人ですが、やりますか?」とメールを送ったところ、
  「一人でもやりますぴかぴか(新しい)宜しくお願いします」と返信があったため、1人で授業です。

  もう期末テストの範囲が出ているらしく、範囲表を持ってきてくれました。
  見てみると、
  ○図形の性質と合同(2年生の内容)
  ○1年の範囲・おうぎ形・多角形・回転図形
  と書いてあります。
  図形の性質と合同はこれまでずっとやってきた範囲なのでOKですね!
  しかし、ここで突然1年の範囲とは・・・exclamation
  「前の中間テストの範囲も出ると思う」と言われて復習していた1次関数は出ない。
  こんな風に『テスト範囲表をもらう』→『すぐに見せてくれる』と助かりますねかわいい

  こういった学校の中の事は生徒さんから言ってもらわないとわかりませんから。
  もし、いつまで経っても「忘れた、覚えていない」と言って範囲がわからないと
  当然2学期の期末テストなのだから、2学期に学習した所が出るだろうと予測し、
  いつまでも出てこない1次関数をやっていたたらーっ(汗)ということになります。
  もちろん、学習した事には意味はありますが、
  せっかく範囲が事前に公表してあるのですから、
  早めに対策をとらないともったいないですね!
  (↑『やる気のススメ』 の「1.学校の話を聞いてない?」にも書きましたが)

  さて、角の問題の復習をして(自信はなさそうなものの、だいたいできているようです)、
  おうぎ形の復習です。円の円周・面積の求め方を使うのですが、
  生徒さんAの場合はまず円の円周・面積から怪しい・・・
  覚えなおしてもらって、おうぎ形は自分でできるようになりました。

  多角形の円柱の表面積では、展開図を書かずに始めてすぐに答えを記入本ペン
  私はその計算方法をじっと見ていました。間違っています。そこで、
  「これ、どうやってやったの?教えて?」と聞きます。
  「え?コレとコレをかけたの」
  彼女の言うコレとコレとは問題に書き込んである数字のこと。
  詳しく言うと、円の半径と高さをかけ算しただけです。
  「かけて何を出したかったの?」と私。
  「さぁ(笑)?」と彼女。

  これは、難しい問題を解こうとする時や公式を覚えていない時に
  よく生徒さんがやってしまうことですふらふら
  とりあえず、書いてある数字をたす(+)・かける(×)=答え
  ひどい時には、なんとなく同じに見えるから角度は一緒・長さは一緒=答え

  「でも、ずっとこんな感じでやってた。たまに合ってたこともあるよ黒ハート
  と生徒さんAは言っていますが本当にそれは偶然ですね(笑)バッド(下向き矢印)
  それでは正解の確率はかなり低いのでやめておきましょう。
  正しい解き方を説明して、解けるようになりました。

  今日のように、間違っていても正解でも
  「どうしてそうなった?教えて?」
  と尋ねることはとても効果があるように思います。
  人に説明できるというのはその事柄をきちんと理解している証拠だからです。

  テストでは正解or不正解で〇×が決まって点数がつくので、
  偶然(勘)だろうが、ケアレスミスだろうが、正解=良、不正解=悪となりますが、
  学習の段階では、さまざまな問題に対応できる理解力をきちんと養う必要があります。

  正解の場合は生徒さんの説明により、本当にできたのか?偶然か?を確認し、
  本当にできた場合も人に説明することで理解力をさらに高めることができますグッド(上向き矢印)

  不正解の場合はどこで考え方を間違えたのかがわかりますし、
  上の例のように実は本人もこれは違っているとわかっていてやり続けていることがあります。
  「これは難しいし、間違っていても仕方ない(まぁ、いいか)」と諦めているわけですね。

  その場合は「根拠がないと勝手に決めちゃダメだよ」と言って正しい解き方を説明します。
  しかし、その方法を覚えきるまで、何度となく同じ諦め解きを繰り返すものです。
  その都度、「もしや、また勝手な判断?(笑)」「うん、そう・・・」「ダメダメー(長音記号1)バッド(下向き矢印)
  次の時に、「あれ?勝手判断また出てきちゃった?!」「テヘへ・・・」
  最後には解き方を見ながら「やらかしてなぁい?」だけで意味が通じることもあるくらい。
  そうやって、雰囲気や見た目だけ判断では意味はないと伝えることで、
  正しい解き方を覚える必要性に目覚めてもらうようにしています。

  
    
  それができている生徒さんやできるようになった生徒さんは、
  たとえ正解しても自分の解き方・こちらの説明に納得できないと、
  「(合ったはいいけど)なんでこうなるん?」と自分から尋ねてくれるようになります。
  もしくは「(合っているけど)よくわからん!」と自ら告白。
  自分がどれだけ理解しているか自分でわかっているから、
  意識しているからこそ出てくる言葉るんるん

  こんな言葉が出てくるようになれば勉強はこっち(生徒さん)のもの。
  成績UPの魔法の呪文(言葉)を手に入れたのですからぴかぴか(新しい)

  生徒さんAも「うん、うん・・・」と説明を聞きながら、
  「わかった?」と尋ねると「ちょっとよくわからない」と言ってくれることもあるので、
  ある程度はOKなのですが、今回の円柱の表面積のように諦め解きをして
  しまっている部分もまだまだある様子。
  正しい解き方を習得して一緒にがんばりましょう!!
posted by コジカテ教師 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績UPプロジェクト!

2011年11月17日

成績UPプロジェクト!(2人のすごい所)

  私がこれまで出会った中にもいろんな生徒さんがいます。
  ・頭の回転が速く、記憶力が良く、いつも90点以上を取る子。
  ・学校の先生の好き嫌いで点数に差が出てくる子。
  ・これまで60点ほどだったのに、突然95点を取って周りを驚かせた子。
  ・「おじゃまいたしまーす!」と大声で部屋に入ってくるいつも礼儀正しい子。
                                           などなど・・・

  この2人はと言うと・・・
  現時点では「成績がトップクラスの優等生!」というわけではないようです(笑)

  生徒さんAの弱点は「やっても覚えられない」と本人も言うように記憶力かな。
  とても真面目にノートに自主学習をしていますぴかぴか(新しい)
  しかし、効果的に頭に入っていないようですバッド(下向き矢印)
  「そうやったっけ?」というのが彼女の口癖です(笑)

  英語の授業でも“書き取り本ペン”というのをやっていて、
    教科書の本文を私(教師)が読みます。
  それを生徒さんが言われた通りに単語(文章)をノートに書き込んでいくというものです。
  「書き取りやるよー」と言ってからいつも約10分〜15分覚える時間を与えます。
  教科書の本文は学校ですでにやっている場合もありますし、訳し方もわかっているはず。
  例えば「シー」と聞こえて「she(彼女は)」それとも「sea(海)」?と迷っても、
  内容を知っているのでどちらかの判断は自分でつけることができるはずです。
  コツは本文の内容(日本語訳)と自分のできない単語(新出単語)のみを覚えること。
  逆に言えば、10分で全文を完璧に覚えようとする方が難しいんです。
  彼女の覚え方を見ていると、全部最初からノートに書き出しているふらふら
  しかも教科書を見ながら必死に・・・たらーっ(汗)
  他の子たちが間違い0〜3単語に対して、彼女はほとんどの文ということも・・・。
  そこで、覚える時間に一緒に練習することにしました。
  私はもうできるだろうと思われる部分は早口で言って「もうできるでしょ?書かなくていいよ」
  と飛ばし、新出単語のみを何度もノートに書いてもらいます。
  それで0〜3単語間違いまでになりましたかわいい

  長くなってしまいましたが、彼女のすごい所は“ある考え方”です。
  その日は学校行事が延びて、ほとんど塾に来る人がいませんでした。
  来たのは生徒さんAを含めた2人だけ。
  もう一人の子が「え〜?2人だけ?最悪〜もうやだ〜(悲しい顔)」と冗談交じりで言いました。
  他の子は休んでいるのに自分たちだけが来ているのは不公平だという考えでしょうね。
  しかし、生徒さんAはその子にこう言いました。
  「え?たくさん教えてもらえるからいいじゃん!」と目をぱちくりさせて素直な口調で目
  この考え方、すばらしいと思いませんか?ぴかぴか(新しい)
  確かに他の生徒さんへの説明や丸付けの時間を自分たちに割いてもらえる。
  お得です!
  しかも他の人がやっていない2時間多い勉強ができるのですから。
  しかし、それは学校の勉強から解放された&月謝を払う大人の考え(笑)
  勉強はしなくちゃいけないけど、できればサボりたい子は多いんですね。
  当然、生徒さんAはほとんど授業をお休みすることはありません。
  こうした考えの子は今はできていなくても、
  将来的にぐんとできるようになる可能性があります。
  勉強=できればやりたくないもの ではなく、 
  勉強=すれば身になるお得なもの と考えているからです。
  いざ、本当に必要になった時、どちらが有利ですか?『ウサギとカメ』の話。勝つのはどっち?

  生徒さんBは男の子。
  努力もあるのでしょう、記憶力がよい手(チョキ)です。
  塾に通い始めた頃は、単語をほとんど書けずにいつも「わからん!」とスペルを聞くか、
  辞書で調べていました。しかし、動詞の変化表など単語のテストを始めてから、家でも
  練習しているらしく、今では他の子が忘れた時に単語の意味を教えてあげるほどです。
  弱点は・・・そうですね・・・少し自信がないところでしょうか。
  自分ができているかわからない問題は諦めがはやいですね(笑)
  そんな彼からの打診で、私はこのプロジェクト始動を考え始めました。
  「俺、数学やばいんよ。教えてよ」と言ったような?・・・とにかく彼がきっかけですわーい(嬉しい顔)

  そして現在土日に2時間ずつ彼らに指導していますが、考えてみてください。
  ふつう、土・日に2日続けて塾に通いたいですか?しかも学校がお休みの日に・・・
  保護者の方はこれを見て、毎週土・日に数学を見てもらえるなんてラッキーじゃないexclamation
  と思われるかもしれませんが、子供さんにとってはつらい事かもしれません。
  さっきも話した通り、できればやりたくない生徒さんって結構多いんです。
  「ごめんだけど、来週はお休みね」と言うと「やったー!ラッキー!」という子もいます(笑)

  にもかかわらず、2人は休まずに毎週来て勉強して帰るひらめき
  ここが2人のすごい所ですexclamation
  そこには「やればきっと自分にとって意味があるぴかぴか(新しい)」という考えがあるからです。
  この考え方こそが、勉強には必要なのかもしれないですね。

  今週の土曜日は私が夕方から予定があるので、午前中か昼間の授業ですが、
  どうも2人の部活の関係で時間が合わないかもしれないとのこと。
  「とりあえず時間決めといて、無理なら連絡して」と言うと、
  「2人の時間が合わなかったら、どうするん?」と聞かれたので、
  「別々に来てやるか、土曜はお休みで日曜日になるけど?」と答えた時の
  ちょっぴり残念そうな表情・・・感服ですexclamation
  
    
posted by コジカテ教師 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績UPプロジェクト!